トピックス・IoTソリューション
九州地方の豪雨災害で被害を受けた皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
災害から命を守ることが最優先です。必要な場合には、自治体等から指定された避難所へ速やかに移動し、安全を確保してください。
避難所では、一時的とはいえ集団生活を送らざるをえません。特に高齢者の場合は、日常とは異なる環境で体調を崩してしまう方もおられます。
大切なご家族、近隣の方の健康維持のために、スマートフォンコンテンツ「災害時高齢者医療マニュアル」をご活用ください。
災害時高齢者医療マニュアルとは
KGCではiOS向けの辞書アプリ等を多数リリースしておりますが、そのラインナップのひとつとして、2011年5月以来、「一般救護者用 災害時高齢者医療マニュアル」を無料アプリとしてご提供してまいりました。
※現在、災害時高齢者医療マニュアルをご利用いただく場合は、後述の「ONESWING辞典棚」をお勧めしています。
このアプリは、KGCの辞書アプリと同様な使い勝手で、災害時における避難所での高齢者の健康を維持していただくポイントをご覧いただけるものです。
収録されているコンテンツは、厚生労働省・厚生労働科学研究費補助金を受け、長寿科学総合研究事業の一環として社団法人日本老年医学会様が制作されたものです。
「ONESWING辞典棚」アプリでご利用ください
これから「災害時高齢者医療マニュアル」をご利用いただく場合、最新アプリである「ONESWING辞典棚」をお勧めいたします。
Android版は単体アプリとして富士通パーソナルズ様から配信されております。Androidのスマートフォンをご利用のかたは、こちらよりダウンロード願います。
避難所での健康維持に関する知識を！
このコンテンツには、
- 避難所での高齢者の重要な疾患の特徴と予防法
- 高齢者急性疾患の症候
- 高齢者で注意を要する症状
といった内容が簡潔にまとめられており、万が一、避難所で高齢者の方の体調に異常が見られた際、症状の識別のポイントや対応などを調べていただけます。
また、全文検索機能を使って、気になる症状に関連する事項を一度に調べていただくことも可能です。
新型コロナウィルス感染症への対策も考慮する必要がある昨今、「感染症」の項目にある基本的な対策は依然として有効です。ぜひ、併せてご参照ください。
災害の多い季節、どうぞ皆様ご安全に
万が一被災した際、災害後に日常を取り戻すための気力体力をキープすることはとても重要です。
梅雨前線が活発に活動する6〜7月。この後はゲリラ豪雨や台風の季節がやってきます。そして、地震や火山噴火はいつ起こるかわかりません。常に緊張感をもって……というのもちょっと大変ですから、防災セットなどを用意しつつ、心構えだけはしっかり備えておきたいですね。
KGCでは、防災・減災の分野で社会のお役に立ちたいと考えています。私どもの持つ全領域のリソースでお手伝いいたします！
