プロダクツ

概要

加速度センサ一体型で小型・軽量・低価格

• 高精度3軸MEMS加速度センサを内蔵し、本体のみで設置地点の振動を計測・収集。
• 小型・軽量で文庫本程度の面積で設置可能。

ネットワーク機能

• 収集した振動データを1分間に1回クラウド上のサーバに送信。
• クラウド上からデータの取得や動作状態の確認が可能。
• 設定情報はクラウド上から取得し自動設定。

時刻同期

• ネットワーク上のNTPサーバから時刻情報を取得し、データ時刻の高精度化を実現。

データストレージ機能（オプション）

• USBメモリ（オプション）により、ローカルでのデータ保存も可能。

システムイメージ

特長

MEMSセンサ、A/D変換器、データ送出機能、データ記録をパッケージ

W120×D120×H60mmの小型筐体に、MEMSセンサ、A/D変換器、データ送出機能、データ記録を凝縮。電源とネットワークを結線し、筐体を固定すれば設置は完了。外部センサの設置や結線の必要はありません。

動作に必要な情報はクラウド上から取得するため、設置後は電源をONにするだけで振動計測を開始し、データの送信が始まります。

複数台構成の多チャネル構築が可能

小型・軽量で設置が簡単であるため、建物などの構造物の複数箇所で同時に振動データを記録する多チャネルシステムを容易に構築できます。

それぞれの機体が計測した振動データはクラウド上に集約されるので、これらを解析することで各種振動の分析などを行っていただけます。

3軸加速度センサ＋高精度サンプリング

LB2010搭載のMEMSセンサは振動を3軸（X/Y/Z）の加速度として計測。検出範囲±2G、AD変換後分解能20bitの高精度データとして収集します。

収集データのサンプリングレートは100spsで、1分ごとのファイルを生成します。地震観測等で実績のあるWIN形式で記録されるため、柔軟な応用が可能です。

クラウドを基盤にしたソリューション展開

収録データはクラウドサーバへ集約。データを記録するサーバはお客様のご要望に応じて指定可能ですので、クラウドを基盤とした応用ソリューションの展開が容易です。

クライアントサイドを主体とする場合も、USBメモリ（オプション）を使ったローカルなデータ記録などの機能を組み合わせて最適なソリューションを構築できます。

応用例：

• ネットワーク接続型3軸振動センサ
• ビルや社会インフラなど構造物ヘルスモニタリング
• 計測震度計
• 学生向け地震関連教材
• etc.

仕様

加速度センサ

データ計測部

データ送信部

※WIN形式は、東京大学地震研究所で開発された多チャンネル地震波形データ処理システム「WINシステム」で使用されるデータ形式です。

入出力コネクタ

消費電力

外形/重量

装置条件