プロダクツ

HKS-9550

HKS-9550
機動的稠密地震観測用低消費電力型データロガー

本製品は生産を終了しております。

製品コードHKS-9550
希望小売価格 お問い合わせください

概要

AD機能
  • 3ch(100Hz/200Hz 24bit)の同時サンプリング

GPS時刻補正
  • 取得済みのアルマナック情報、エフェメリス情報は本体電源off時にも保持可能
データ記録機能
  • CFカードにサンプリングデータをWIN/WIN32形式で連続記録可能

  • 大容量CFカード(32GBまで動作確認済み)をサポート

ネットワーク機能
  •  外部テレメータ装置を接続することで、ネットワーク機能を利用可能
電源管理
  • 専用バッテリによる長期間オフライン運用

  • 予期しない給電停止時にCFカード内のデータ破損を防ぐ管理システム

特長

0.3W以下(100Hz時 24時間平均)の低消費電力

徹底したパワーセービング機能により、0.3W以下(100Hz時 24時間平均)の低消費電力を実現しました。12V48Ahのバッテリと組み合わせて使用する場合、AC電源なしでおよそ2ヶ月間の動作が可能となります。

24bit 3チャネルの同時サンプリング

3チャネルのアナログ入力を100Hzまたは200Hz 24bitで同時サンプリングする性能を持ちます。サンプリングデータはGPS衛星から取得された正確な時刻情報に同期しており、時刻情報と共にCFカードに記録されます。

標準的なWIN/WIN32形式をネイティブサポート

CFカードへのデータ蓄積は、地震計測分野で標準的に利用されているWIN/WIN32形式によって行われます。コンバータソフト等を必要とせず、収集したデータを即座に解析することが可能です。

ネットワーク接続も可能な拡張性

本機は観測地点にスタンドアロンで設置し、メンテナンスフリーで動作することを想定して設計されています。

本機にオプションのテレメータ装置を接続することで、ネットワークへのデータ送信や、動作状況の確認や設定の変更などのメンテナンスを行える機能が拡張されます。

コンパクトで取り扱いが容易な筐体設計 

W210×D230×H83mm(突起部含まず)というコンパクトな筐体にすべての機能(電源、バッテリ、地震計は除く)が集約されており、狭小な観測地点の空間にも設置が可能です。

操作部、コネクタ類を前面に集中配置することにより、縦置き設置した状態のままでアクセスが可能です。

カスタマイズが容易なシステムソフトウェア構成

CFカードを用いて、簡易な操作でファームウェアをアップグレード可能です。これによって、用途に応じて柔軟なソフトウェアをご用意できます。


仕様

アナログ入力部

入力チャネル

差動3チャネル

入力レンジ

±0.625V、±2.5V、±5V

入力インピーダンス

差動2MΩ 同相1MΩ

サンプリング周波数

100Hz/200Hz

分解能

24bit

ダイナミックレンジ

125dB以上 (100Hz時)

その他入出力

GPSアンテナコネクタ

1 (5V/3.3V対応)

テレメータI/F

オプションのテレメータ装置接続用 

RS-232C

標準構成ではメンテナンス用に使用

メンテナンスコネクタ

1

CFカード

スロット数

1(データ用×1)

形式

Compact Flash Type 1

容量

2GB以上(32GBまで動作確認済み)

フォーマット

FAT32

データ形式
  • WIN形式/WIN32形式

※WIN形式は、東京大学地震研究所で開発された多チャネル地震波形データ処理システム「WINシステム」で使用されるデータ形式です。

※WIN32形式は、防災科学技術研究所がWIN形式を拡張し、開発したデータ形式です。

消費電力

電源電圧

DC12V

消費電力

0.3W以下(24時間平均)
バッテリ運用時動作時間:約2ヶ月間
(12V/48Ahバッテリ使用時)

外形/重量

外形寸法

W210×D230×H83mm(突起部含まず)

重量

2.0kg

装置条件

動作温度

-20〜50℃

保存温度

-20〜65℃ 

動作湿度

20〜90%(結露なきこと)

保存湿度

20〜90%(結露なきこと)

粉塵

特にひどくないこと

腐食性ガス

ないこと


ページトップへ
TOP

お問い合わせお問い合わせ